<弁論で国に提出>【新型コロナで親子が生き別れ!?】法務省の面会交流指針を撤回!安心して親子の時間を過ごせる支援を!

ご賛同いただいた署名約340筆を、共同親権訴訟の原告証拠として、法務省に直接提出しました。口頭弁論で、原告を代表して宗像が、立証趣旨として、コロナ下での法務省の指針によって引き離しが大量に生じている事実を指摘しました。

新型コロナの感染拡大に伴う自宅待機の国の要請で、会えなくなった親子が増えています。

そんな中、2020年4月30日に法務省はホームページで【新型コロナウイルス感染症情報】面会交流について(以下「法務省指針」という)」を掲載しました。

これで安心して子どもと会えると思った私たちは、見てびっくり!

① 面会交流を制限し、ビデオ電話等での面会交流を推奨し、
② 民法で決められた面会交流を当事者任せとする。

・・・話し合えないから会えなくなるのに、ビデオ電話での交流なんて実現する? 離れて暮らす親子は、会えなくても我慢しろという内容でした。子どもと過ごす時間が長い親の考え一つで親子関係が絶たれていても文句は言えなくなります。
新型コロナの影響は今後1年以上続くと考えられます。両親の家はそれぞれ子どもの家、その間、子どもは自宅に帰れません。そもそもビデオで子育てなんて・・・もっと会えない親子を増やす、これは親子分断指針です。なんて無責任!
そこで私たちは、新型コロナのもとでも安心して親子がともに時間を過ごせるように、次のような内容で法務大臣に申し入します。

1法務省による新型コロナを理由とする親子分断指針の撤回。
2新型コロナウィルスの感染症の流行時においても親子関係を維持する支援。
①「国の自宅待機の要請にかかわりなく、親が同じ世帯に住んでいない場合、未成年の子どもは両親の家の間を移動することができる」との指針を新たに出すこと。
②新型コロナ感染時や双方の親が代替的な手段を利用しようとする際、活用手法や機器を明示、提供すること。

3新型コロナの影響でどの程度これまでの親子関係の維持ができているのか、国の緊急実態調査を実施。

是非ご賛同をお願いします!

change.org賛同署名ページへ

申入書の全文はこちらからご覧いただけます。
20200506_法務省申入書_面会交流発表の撤回・支援について.pdf

また、関連情報はこちらから
●法務省:【新型コロナウイルス感染症関係情報】面会交流について:令和2年4月30日
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00033.html

●毎日新聞:「面会交流にビデオ通話活用を」 法務省が呼び掛け 新型コロナで継続困難事例 令和2年5月3日
https://mainichi.jp/articles/20200503/k00/00m/040/152000c

同省の担当者は「コロナの影響で、面会交流が全くできないとの誤解が一部にある。オンラインの活用などさまざまな方法を子どものために考えてほしい」と話す。

「誤解」でしたっけ!?