2020.6.11共同親権アクション・院内集会速報

6月11日、共同親権訴訟の第二回弁論は中止になりましたが、第二回共同親権アクションは実施しました。

午前中、一週間たっても半数の調停が開かれない家裁の実情を「司法崩壊」と呼び、司法記者クラブで記者会見をしました。

その足で、家裁前に移動。10人ほどでチラシ配りとマイクアピールをし、調停の日程調整はしなくても、抗議活動の監視はしに出てくる総務課職員に、最高裁あての要望書を手渡しました。

参議院議員会館に移動。院内集会スタート。

結局、弁論の中止に伴い、法務省も答弁書の準備書面を送ってこなかったので、前回送ってきた答弁書をもとに、弁護団から解説がありました。発言する富田弁護士。

当日は、この間積極的に共同親権について国会質問をしている、嘉田議員のほうから国会内での取り組みのレポートがありました。

また、在外フランス議会議員のコンシニさんから、フランス大使館及びEU議会の取り組みがレポートされました。

講演には、コラムニストのサンドラ・ヘフェリンさんにお話しいただきました。国際結婚の破綻のインタビューをする中で、一方の親と会えなくなったお子さんのお話を聞く機会があり、この問題に関心をもったそうです。

会からは、アンケートを行った結果をレポート。アンケート結果はこちらを。

コロナの問題で養育妨害を受けている父親からレポートがありました。

佐々木康一さんは、コロナによって仲介団体が業務を中止し会えなくなっています。

佐藤創さんは、子どもの入った施設が緊急事態宣言を出した地域の人との接触で出所禁止になるので、それを理由に会えなくなりました。オンラインの提案も拒否されています。

ユニークフェイスの石井政之さんからは、共同親権にかんする勉強会、共同親権研究会についてのレポート。当事者が顔と名前を出して発言することの重要性を強調しました。

フロアからは挙手続出、活発な議論のもと、50人ほどの参加で盛り上がりました。詳報は後日、動画を公開する予定です。

当日会場で集めたカンパは36,550円となりましたのでご報告します。お志ありがとうございました。

また当日は、嘉田由紀子参議院議員、下条みつ衆議院議員、はせ浩衆議院議員、桜井充参議院議員、吉川たける衆議院議員の各事務所から出席いただきました。ありがとうございました。