メルマガ共同親権28「高齢の親囲い込みに賠償命令 姉2人、妹と母会わせず」

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メルマガ共同親権28(通466)
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「パパかママか」から「パパもママも」へ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  
共同親権と親子引き離しについての情報を発信します。2020.1.9 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
明けましておめでとうございます。今年もお手柔らかにお願いします~ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■今号のトピックス
1 高齢の親囲い込みに賠償命令 姉2人、妹と母会わせず
2 第一回弁論日3月12日
3 11日「家庭裁判所に行かなきゃいけない?」
4 訴状のインターネット上での公開について
5 DV施策における男女平等を求める意見書
6 よくある質問に答えます
7 弘前「そうだったのか!共同親権」レポート
8 共同親権議論ナウ
9 報道 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
週刊金曜日を「買ってはいけない」 →http://kyodosinken.com/2018/10/04/hubaikinyobi/
1月のホットラインは14日、21日(火)19:00~20:30 ┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫1 高齢の親囲い込みに賠償命令 姉2人、妹と母会わせず ┗┛┻───────────────────────────―
この判断は、家族間の結びつきが法的保護に値することを正面から認めた裁判です。 交流妨害の損害賠償訴訟では、民法上の債務不履行を根拠に
損害賠償が認められていましたが、報道を見る限り、この判断はそうではありません。 (つまり約束がなくても保護される)
親による子の「囲い込み」についても例外とする理由がなく、
この判例を連れ去り案件に積極活用しましょう。

■共同通信2019/12/28(土) 8:31配信
高齢の親囲い込みに賠償命令 姉2人、妹と母会わせず https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191228-00000022-kyodonews-soci  
東京地裁は28日までに、当時80代の母親を自宅から連れ出した 長女と次女が、
三女と母が会うことを阻み続けるのは不法行為に当たるとし、 長女らに対し、
110万円を三女に賠償するよう命じる判決を言い渡した。
高齢の親を持つ子が、親と他のきょうだいなどを会わせないトラブルは
「囲い込み」と呼ばれ増加しており、相続が絡む場合もある。
昨年には別のケースで横浜地裁が、妹と父母を会わせない兄らに
面会妨害を禁じる仮処分決定を出した。
松本真裁判官は判決理由で「親と面会交流したいという子の素朴な感情や、
面会交流の利益は法的保護に値する」とし、合理的な理由なく拒めないと指摘した。 ┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫2 11日実践セミナー「家庭裁判所に行かなきゃいけない?」 ┗┛┻───────────────────────────―
今週末です。
【日時】2019年1月11日(土) 18:00~20:00
【場所】 御茶ノ水 全労会館 303会議室 東京都文京区湯島2-4-4
(JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口徒歩8分) http://www.zenrouren-kaikan.jp/kaigi.html#08 セミナー各回はこちら https://k-kokubai.jp/2019/10/22/seminer2019/
■14:00~16:00<相談会>
【相談料】50分3000円
【応談】宗像 充
(共同親権運動運営委員 『子どもに会いたい親のためのハンドブック』著者)
*予定した相談時間枠は埋まっています。ご相談ください。 munakatami@k-kokubai.jp 0265-39-2116(共同親権運動)  
■16:00~17:30 <子どもに会いたい親のための実践セミナー>
<第3回>2020年1月11日(土)「家庭裁判所に行かなきゃいけない?」
講師 宗像 充 【参加費】1500円(共同親権運動会員は1000円)
*予約不要、直接会場にお越し下さい
離婚調停を申し立てられた、子どもと引き離された
……はじめて足を踏み入れる家庭裁判所。 ほんとに頼りになる? 
婚姻費用・養育費・面会交流・DV、同居審判、いったい法律は味方なの?
■18:00~20:00 <共同親権カフェ>
【参加費】500円(ただしセミナー参加者は無料)
*予約不要、直接会場にお越し下さい
主催 おおしか家族相談 後援 共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会
TEL:0265-39-2116 メールmmunakatami@k-kokubai.jp URL:https://k-kokubai.jp/
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┣☆┫3 第一回弁論日3月12日 ┗┛┻───────────────────────────―
第1回口頭弁論期日が決まりました。
日時:2020年3月12日午後1時15分 場所:東京地裁803号法廷 ┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫4 訴状のインターネット上での公開について ┗┛┻───────────────────────────―
現在インターネット上の一部サイトで、本件訴訟の訴状が公開されています。
これについては、当会及び原告が承知の上でのことではありません。
したがって、ネット上で公開された訴状の問い合わせには、
当会が責任をもってお答えできかねますのでお知らせします。 ┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫5 DV施策における男女平等を求める意見書 ┗┛┻───────────────────────────―
出しておきました。
https://k-kokubai.jp/2020/01/06/dvdanjyobyodo/
2020年1月7日
内閣府 男女共同推進本部長 安倍晋三 様
男女共同参画担当大臣 橋本聖子 様
男女共同参画局長 池永肇恵 様

共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会
常日頃より男女平等への取り組み、ありがとうございます。
私たちは、男女問わず家族間暴力の防止の活動に取り組む団体です。
子育ての男女平等を目指す観点から、単独親権制度を撤廃する
民法改正を促していますが、その際、共同親権に移行すれば
DV・虐待施策の障害になるとの主張がなされており、議論の混乱を招いています。   私たちは、現在のDV施策が、男女平等から大きくかけ離れ、
家族間暴力の防止という目的に対しても十分に機能していないことについて
指摘するとともに、それを親権の有無の議論と混同することに対しては、
家族間暴力防止をむしろ妨げることになると認識しています。
子育ての男女平等に沿った親権制度の改革については、
主管官庁である法務省での議論と切り離し、
一方でDV施策についての所管官庁である貴局が、
男女平等と暴力防止の観点から主体的な役割を果たし、
双方の施策を減殺しあうのではなく、両立させる努力を払うべきであることを述べ、
以下現状を指摘し、各点を要望したいと思います。 (略) https://k-kokubai.jp/2020/01/06/dvdanjyobyodo/ ┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫6 よくある質問に答えます ┗┛┻───────────────────────────―
Q&A です。陳情等に活用してください。
https://k-kokubai.jp/qa%e3%80%80%e3%82%88%e3%81%8f%e3%81%82%e3%82%8b%e8%b3%aa%e5%95%8f/ ┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫7 弘前「そうだったのか!共同親権」レポート ┗┛┻───────────────────────────― https://k-kokubai.jp/2020/01/02/hiroro/
2019年の年の瀬も押し迫った12月29日、弘前市の公共施設のヒロロで 「そうだったのか!共同親権」を開催していただきました。 参加者は5人。年の瀬だからね、と思いましたが、会議室の外は公共施設。
日曜日の子ども連れとかがたくさん来ていて手品とかもやっててにぎやかだったので、 「入れ、入れ」と念力をかけてみましたが、修行が足りませんでした。 会を主催してくださった佐久間さんによれば、この地域では 「石を投げればあたる」ほど、離婚や引き離しがあるということなのですが、 認知がいきわたらないのは、まだまだみんなほかに選択肢があるとか 思いもよらないからなかなと思いました。(略) ┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫8 共同親権議論ナウ
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■国会での議論 国会での議論についてまとめたサイトができています。 親子引き離し問題会議録 https://gijiroku.localinfo.jp/
■家族法研究会の議論 面会交流ができないのは単独親権制度が片親差別(片親疎外)を肯定するからです。 そういう意味では、両者を分けて議論させるのは、片親差別を温存したいからです。 逃げずに親の権利を正面から議論すべきでしょう。 保守派の院内集会での担当参事官の発言です。 日本語に翻訳すると「めんどくさ、やりたくねえ」です。
https://www.single-mama.com/topics_council/191105/
◆法務省 民事局参事官 山口 敦士
法務省研究会は、共同親権の導入ありきで始める研究会ではございません。 共同親権の導入につきましては、これまでも様々な方面からいろいろな ご指摘をいただいておりますので、法務省としましても導入ありきで検討するのではなく、 方針を定めずに検討して参りたいと思っております。 2件ほど付け加えさせていただきたいと思います。 今回のメインテーマであるお子さんの貧困の問題で、 親権の有無にかかわらず、養育費の支払い義務は発生するというご指摘がありましたが、 まさにその通りです。そこは共同親権の問題とは全然リンクしていないというのが 法務省の認識でございます。 それからもう1点。法務省に対して疑念を投げかけられましたけれども、 共同親権と面会交流がリンクしたものだと考えているのではないかと 言うお尋ねがございました。私どもは全くそうは思っておりませんで、 それも法律上明らかなことであろうと思っております。 ただ共同親権制度の導入を主張しておられる方の中に、 面会交流をしたいから共同親権を導入したいというふうな議論があります。 そうであるなら、本当の目指すところは共同親権制度ではなくて、 面会交流なのかと思っておりまして、それでテーマの候補の1つとして 今検討しているところでございます。
◆家族法研究会 第1回会議議事要旨 この研究会の一番の問題は「共同親権の導入」を議論していることで 単独親権の妥当性、他の親権停止など民法上の制度との整合性について 逃げまくっている点です。 問題を「離婚」にとどめ、「婚姻」制度との関係についても 統一的な議論を避けるようにしています。 つまり課題設定が最初から恣意的。委員もそれくらい気づいてね。 https://www.shojihomu.or.jp/documents/10448/10304351/1115gijiroku1.pdf/1ffa8e2b-e9cf-4095-9097-5ded410bd846 1 家族法研究会 第1回会議議事要旨 日時 令和元年11月15日(金) 午後5時~午後8時 全体の資料はこちらから。 https://www.shojihomu.or.jp/kenkyuu/kazokuhousei ┏┏┳────────────────────────────
┣☆┫9 報道
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■岩手日報論説2019年12月25日 共同親権 導入のリスクも議論を http://kyodosinken-news.com/?p=10754
ついに出ました。加害者単独親権者OKというという本音。 これのどこがDV防止なのかちっともわかりませんが、理由は後付けで、 多分この方は、単に戸籍と単独親権以外の選択肢を考えたくない、古い人間なんでしょう。
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ガーディアンでのオーストラリアジャーナリストの逮捕の記事です。
Former SBS reporter Scott McIntyre arrested in Japan, reportedly over search for his children https://www.theguardian.com/world/2019/dec/19/former-sbs-reporter-scott-mcintyre-arrested-in-japan-reportedly-over-search-for-his-children Exclusive: Australian journalist has been detained at a police station in western Tokyo since his arrest on 28 November(略) ===== ===== ===== =====
■ヤフーニュース明智カイト | 『NPO法人 市民アドボカシー連盟』代表理事 1/6(月) 13:30
世界から『日本は拉致国家』と非難を浴びている、国際的な子の連れ去り問題について https://news.yahoo.co.jp/byline/akechikaito/20200106-00157759/
■ヤフーニュース田中俊英 | 一般社団法人officeドーナツトーク代表 1/7(火) 9:55 「壁」に人を隠す運命を受け入れる我々~人質司法と単独親権 https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakatoshihide/20200107-00157915/
明智さんも、田中さんも、日弁連がハーグ条約の加盟に反対し続け 加盟しても国内適用を引き延ばそうとあらゆる努力を払った過去を知っているんでしょうか。 参考までに昔書いたチラシを紹介します。 http://kyodosinken.com/2014/09/28/kitokukenbetterthanjinken/
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『子育ては別れたあとも 改定版・子どもに会いたい親のためのハンドブック』 『引き離されたぼくと子どもたち -どうしてだめなの? 共同親権』発売中
【★現在の読者数 1129人】実子誘拐、親子引き離しの違法化を ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒
今を遡ること6年前、日弁連は世界屈指の拉致推進団体でした。 今もそうだけど。 「人質司法」じゃなくて「人質弁護」って言うんだよ。(宗像) ⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒