【速報】6・4「民法改正 もう止まらない!」

東京都国立市で共同親権訴訟判決に向けてのプレ集会をしました。2008年に国立市議会が国に民法改正の意見書を提出したのが、親子の引き離しや連れ去り問題について、運動を広げるきっかけになりました。

この日は進める会の総会も兼ねてです。途中、地元の衆議院議員の末松義規さんが挨拶。運動当初からこの問題に理解を示し、いまも協力いただいています。国会の動きも期待したいところです。

弁護士の古賀さんのほうからこれまでの経過報告。長かったです。

松村直人さんから法制審議会の進捗や議論の状況について報告。裁判や大鹿民法草案で提示した論点が話し合われず、実り薄い内容を改めて確認。

宗像からは、この間、屁理屈をこねながら訴訟妨害をしてきた憲法学者の木村草太が、いかに古臭い家族観を持って、子育てに主体的にかかわろうとする父親を攻撃しているか、詳しく説明しました。

ところで裁判長期化は成果ですが、ファンディングの資金が底をついてきたので、あらためて寄付を呼びかけました。

国立市議会議員として、この問題が起きた当初から取り組んでくださった重松朋宏さん。

NPOを立ち上げ、この問題で積極的に活動している森めぐみさんは、自分がかかわるきっかけについて味のある話をしてくださいました。

祖母として、息子と孫の面会交流を見守り続けてきた長田政江さん。運動当初からいっしょにやってきた仲間です。

戸籍の問題点について提起する島津さん。『犬神家の戸籍』を紹介。

府中市の市民運動にかかわってきた木崎さん。男女平等のはずなのに、共同親権を主張すると市民運動では浮くと問題提起。この点については、フロアで議論になりました。何と何が対立しているのかすら、傍目にはわかりにくいので、議論が敬遠されているのではないかといった話もありました。

いよいよあとは、2週間後の判決。